台風の速度がやけに遅いな、とテレビを見ながら思う。
こちとら
2リットルのペットボトルを追加で購入、
モバイルバッテリー3つをフル充電、
浴槽に水をはり、
ベランダの物干しざおも片付けているというのに。
ゆるゆる動くなぁ
こっちの気も知らないで、台風は気楽なもんだなぁと思っていると
雨が降り出した。
いよいよ、おいでなさるということか。
お久しぶりです。
お久しぶりしている間に、
2022年の残りが4か月切ってしまった。
ということは、もう8ヶ月過ぎてしまったわけだな。
いや…当たり前だけど…。
私がぼんやりしている間に、
あーでさんは、膨大な仕事をこなし、その合間に、旅行計画を立てて、2つ、実行している。
(一つ目の詳細は以下↓)
2022年初夏の沖縄一人旅〜涅槃の姿勢で思い立ったが沖縄準備編〜 | Office Arde Code 日記
2022年初夏の沖縄一人旅 〜1日目、ステーキハウスは20年前のリベンジ〜 | Office Arde Code 日記
2022年初夏の沖縄1人旅 〜2日目① 3年ぶりの首里城へ〜 | Office Arde Code 日記
2022年初夏の沖縄1人旅 〜2日目② 徒歩20キロの後半、波上宮と国際通り〜 | Office Arde Code 日記
2022年初夏の沖縄1人旅 〜最終日 世界遺産の識名園〜 | Office Arde Code 日記
今もこれからもあーでさんは、膨大な仕事をこなすだろうし、
その一方で、
おそらく、次の計画を立て始めていると思う。
根っからの引きこもり気質の私にはできない芸当だ。
「どこかへ出かけたいな」という気持ちはあるものの、
私は実際には出かけない。
お出かけに関係する色々な事務処理やスケジューリングが面倒で、
結局は眠ってしまうか、本を読む。
(この半年で購入したり読んだりした本は20冊は超えそうだ)
私にとって、夢の中か、創作の世界に行く方が気軽なのだ。
何の準備もなく飛び込めるから。
そして、目が覚めるか、本を閉じれば、すぐ、いつもの生活に戻れるから。
変化が苦手な私にとって、現実の旅行は、刺激が強すぎるのだろう。
さて、そんな変化が苦手な私が新しい生活をはじめて半年。
ようやく少しだけ慣れてきたような気がする。
長く暮らした町からさほど遠くない町に引っ越しただけなので
これほど、慣れるのに時間がかかると思わなかった。
自分の変化が苦手さをなめていたともいえる。
ここまで、ここまで変化が苦手だったのか?!と、つぶやく毎日。
振り返ってみて
変化が苦手なタイプの人間(最近流行りのHSPの人も入るかもしれない)が
「あたらしいせいかつ」をするときに
気を付けたほうがいいことを記しておこうと思う。
①時間の余裕を持て~効率の良さ追求は、ほどほどに
ネットを検索すると、
効率よく手続きを済ませるための情報が
あふれているが
その通りにしたからと言って、そのままうまくいくとは限らない。
というより、効率の良さを追求するのは我々、変化が苦手な奴らには
全く向かない方策だということが分かった。
一日に複数タスクがあると、我々の繊細な頭は、焦燥感でいっぱいになってしまう。
その結果、イライラや不安感が募り、誰かにあたってしまうようなことも生じる。
こういう場合、
必要なのは効率ではなく、時間的余裕である。
できれば、「あたらしいせいかつ」を始めるための休暇をとったほうがよい。
時間があると何とかなる局面がかなりある。
繰り返す、時間的余裕を持て。
できるなら休暇を取れ。
もし休暇が無理でも予定は詰めるな。
②自分を許せ~完璧じゃない自分を認める
『もともと変化が苦手なのに一大決心をして
「あたらしいせいかつ」を始めることにしたんだから、
これを機に、色々、ちゃんとしよう』
と、なりやすいのが、人間というものだが
これは、なかなか危険な考えだ。
だーかーらー、元々苦手なことを嫌々、やってるんだよ!あんた!
妙な気を起こすんじゃない!
とツッコミを入れたい。
もとの目的を忘れるな…、まずは「あたらしいせいかつ」を
始めるだけでいいのだ。
完璧にできない自分を認めて許そう。
「これを機会に、自分を全部変えよう」という気持ちはさっさと捨てる。
じゃないとすぐ、積む。
私の場合は社交、人をお招きする感じのお付き合いが
それにあたる。
仕事以外の人間の交わりが心底苦手なのに、
「あたらしいせいかつ」を機に、
やるべきだと考えて積極的に人を招いた結果、
(といっても数回)
すぐに限界が来て、激しい感情の波にのまれた。
大人のたしなみかもしれないし、
一般的には楽しいことかもしれないが
私は人を招くのが苦痛なんだ、
「あたらしいせいかつ」になったからって
それは変わらない。
「あたらしいせいかつ」を始めたからって、
自分が自動的にアップデートされるわけではない。
苦手なものは変わらない。
勘違いせず、
自分の苦手を認めよう。
③近隣病院をチェック
「あたらしいせいかつ」開始直後、
ストレスから皮膚にぶつぶつが出ては治るの繰り返しがあり
早々に、皮膚科を受診した。
私は皮膚に出たが、腹痛で出る人もいるだろうし
めまいが出る人もいるだろうし、
免疫下がって、風邪をひく人もいるだろう。
「あたらしいせいかつ」を始める場合、
ご時世もあるので、近隣の病院を確認した方が良い。
(徒歩で行ける範囲に病院があるのは、本当にありがたい)
④人に頼ろう
これまた、変化が苦手な人間あるあるだと思うのだが。
私は何かにつけ、自分の流儀があるので
人に何かを頼んだり、お願いしたりということが
面倒くさく、かつ非効率に感じてしまう。
自分がやってしまった方が説明するとかお願いするより早い気がするのだ。
誰かに、お願いするということは、
自分がやるようには仕上がらない可能性があるということだ。
つまりそれは変化に当たる。
だから回避したい。
それでも
「あたらしいせいかつ」を始めたら
人に頼った方がいい。
ここでいう人とは、信頼のできる、大人(専門家や行政含む)である。
面倒という気持ちをいったん横に置いて、
簡単なことをお願いしてみよう。
自分を変えようとしなくていいと先に書いたが、
それとこれは矛盾しない。
なぜなら、本当に疲れているから。
あなたの想像以上に「あなたはあたらしいせいかつ」に疲れていて
これまでだったら軽くできていたことが、
同じようにはできていない。
おそらくそれを周囲も何となくは感じている。
だからこそ、助けてもらおう。
仕事でも、私生活でも、
そうやって、
ちょっとしたことをお願いしてほんの少しの余裕を作る。
ちょっとした余裕を少しずつ積み重ねて
日常モードへ戻っていくのだ。
まだ変化の最中
実は私はもう、すっかり
今の生活に慣れたと思っていたのだが
とある方にそうではないと
指摘された。
その指摘には驚いたし、
認めたくはない気持ちがあったのだが
こうしてつらつら書いてみると、
その通りだと思う。
まだ私は、変化の途中だ。
慣れてなんていない。
変化の途中は、危険だ。
蛹の段階で、その背を開けられてしまうと、蝶にはなれない。
そして芋虫にも戻れない。
変化が苦手な私は
この時期を大事に過ごした方が良さそうだ。
時間にゆとりをもって、
完璧になれない自分を認め
体調不良になったら病院を受診し、
誰かに頼る必要がまだある。
今夜はひとまず、
台風がやってくるのを大人しく待つことにしよう。
無理は禁物だ。
そして、被害ができるだけ小さくありますように。