友達の作り方 大人編

心理学雑記
楽天ROOMやってます

こんにちは、こーでです。

6月です。いつかのお伊勢参りで2人食べた赤福氷が懐かしい季節になってきました。

あーで、こーでの2人は、わいわいしゃべりながら

どうにか毎日を回しています。

星と料理と心理学。

友達歴を振り返る

さて、あーでさんと私は、大人になってからの友達です。

そして我々は、生まれも育ちも年齢も外見も性格も違い

共通項があまりないのです。

私は断然白米派、あーでさんは三食パンでも楽しめるとか

あーでさんは猫を飼っていた、私は犬を飼っていたとか。

ちょっとした好みや経験でも「同じ」ということはありません。

仕事がらみの研修で出会ったのが最初だろうと思われますが

お互い、そこからどうやって仲良くなったかの記憶が全くない。

比較的多人数が参加する定期的な研修であったので、他の人とも

平等に仲良くなるチャンスはあったはずなのですが

知り合いになりこそすれ、ここまで親しくなった人はいません。

今回は、大人になってから友達を作るとはどういうことなのか

考えてみたいと思います。

自分を振り返る

「星と料理と心理学」とか繊細だとか書いていますが

現実、他人様が私と出会ったときの雰囲気は、「海賊」だと思います。

ひとつなぎの方ではなく、カリブの海賊。豪快、生々しさ、パワー!

つまり決して、大人しく線の細いタイプではないのです。

声も体も行動も大きくインパクトがあります。

無駄に目立つ場面も多い。

売られたケンカも、不買品のケンカも、誇りがかかるとかってしまい

勝利するまで、戦う武闘派です。(火星蠍座らしさ)

ただし、感性は繊細で心配性で真面目。

(だからこそ、闘うのかもしれませんが)

五感が敏感で、ちょっとした変化にはすぐ反応します。

あーでさんを振り返る

その点、あーでさんは、一般社会に溶け込むことが上手です。

車の運転、電話応対などもそつなくこなします。

そして基本的には、けんかはかわないのです。

心で泣いて怒っても、笑顔で丁寧な対応をし、必要なら謝罪もできます。

「海賊」なんていう非実在の雰囲気ではなく、「親戚にいるお姉さん」という感じです。

しかし、ブログを読んでお分かりの通り、

実は大胆にして不敵なチャレンジャー精神の持ち主です。

おおらかで、細かいことを気にせず、行動できるタイプなのです。

旅を企画し、「行こう!」というのも

ブログの立ち上げを提案して、行動の準備をしたのもあーでさんです。

何が2人をつなぐのか

それでは、全く違う2人は何でつながっているのでしょう。

(友情に理由はいらないのかもしれませんが)

我々2人で何をしていることが多いのかと考えると

「美味しいものを食べながらしゃべっている」ということに行き当たりました。

今はこんなご時世なので外食はしていませんが

スマホの写真フォルダをさかのぼれば、2人で行った食事の写真がわんさかあります。

ディスカッションというとかっこよすぎますが、

2人とも意見交換に面白さを感じているのは

確かです。

そして、これは「意見交換」なので、どちらの意見が正しいとか

相手を説得してやろうとか、結論を出そうとか、そういうものではありません。

(むしろそういう姿勢を2人とも嫌っているかも。)

この辺りを考えると、友達の作り方(大人編)には

子供のころとは違う、ポイントがいくつかあるようです。

こんな感じで話しています(ひよこはいません)

友達の作り方 大人編① 無理に共通項を探さない

まず、無理に共通項を探さない。

むしろ、大人になってから見つける友達は

共通項とか「同じ」を探さない方がうまくいくのだと思います。

相手のこれまでの人生、これまでの経験を否定しないという意味で、

「同じ」を楽しむのではなく「違い」を楽しむ方がよいのです。

お互いのこれまでの人生を「違う」ものとして楽しめるなら

友達になれる可能性があるのでしょう。

友達の作り方 大人編② 急がず、時間をかける

そして、2つ目のポイント。

急がず、時間をかける。

すぐに距離を詰めることは無いのです。

お互い、大人で忙しいわけですし、

仕事の合間、家事の合間、人生の選択の合間に、ちょっと話すくらいからが始まりでしょう。

学生時代のように「友達になろうよ」とぐいぐい来られると、

「そこまで時間はさけないな」となるのが大人だと思います。

ここでタイミングが合うなら、ご縁があるということ。

合わないなら、「知人」くらいの関係がいいのでしょう。

(あーでこーでの2人もおそらく、数年かけて親しくなったように思います。)

友達の作り方 大人編③ 自分の意見を言ってみる

3つ目、自分の意見を言ってみる。

顔色を窺って友達でいるのは十代で終わりでいいんじゃないでしょうか。

子どものころと違って、その世界だけで生きていかなくては・・・・というわけではない。

あわないなら、離れたらよいのです。

それで、ぎくしゃくするなら、「知人止まり」で十分ということです。

意見交換ができない相手は、対等な友達ではないのです。

これは「わがままを言っていい」ということとは全く異なりますので、ご注意を。

友達に何かさせようとか、何かしてもらおうとか、そういった一方的なお願い、

自分が主語ではないものは意見ではないと思います。

「私は~と思う」「私は~と感じた」という意見、そういうものが言える相手なら

友達になれる可能性が十分あります。

友達の作り方 大人編④ 友達でも他人

最後に、忘れてはいけないのが、これです。

友達でも他人。

冷たい言い方のようですが、自分と友達との間に、きちんと境界線をもつことで

お互いを守ることができます。

相手の選択や判断を肯定するには、相手と自分が、別の人間だと

本当の意味でわかっていないと難しいものです。

ねたんだり、うらやんだりしてしまいます。

そして相談や話し合いをしても、行動の最終決定は自分自身で行うこと、

友達と仲良くしても、友達を自分の一部、分身のようには思わないように気を付けましょう。

親しき中にも礼儀あり。

他人であることを意識することで、相手に過剰な期待をせず、やさしくなれます。

友達は財産

大人になってからできる友達は

貴重です。

私も数はそんなに多くありません。本当にごく数人。

つまり、それ自体が財産といえそうです。

友達を増やすことは、財産を増やすこととなりますね。

ということは、この記事も「投資」にカテゴリしたほうがいいのかしら…。

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