梅仕事の失敗

料理
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こんにちは、こーでです。

6月ももう下旬…。時間の飛び去るスピードにおびえています。

タイトルは重々しく、「私たちの失敗」みたいなトーンで読んでください。

星と料理と心理学。

梅仕事とは

梅仕事とは、一般社団法人 梅研究会さまによりますと

梅が旬を迎える時期に梅干しや梅酒を作る日本人の暮らしの醍醐味、それが「梅仕事」。

目で香りで季節を感じさせてくれる手仕事でもあります。

梅仕事ごよみ|梅を楽しむ|一般財団法人梅研究会 (umekenkyuukai.org)

梅でお手製の何かを作ること、と私は解釈しています。

梅の季節、大体6月~7月が最も忙しい楽しみでもあります。

私の梅仕事履歴

おそらく、5年ほど前から梅を付け始めた気がします。

(もっと前かもしれないけれど)

そもそもの発端は、梅干しです。

私は塩気の強い昔ながらの梅干しを好みます。

しかし!!

最近の梅干しは甘い!甘いのです。

はちみつ梅なぞが幅を利かせている…。

もしくは減塩梅とか。

健康には良いのでしょうが、

私としては、硬派な梅干しが食べたいのです。

しかし、市販品の傾向は甘め、減塩。

「合わないかもしれない味に、イチかバチかで

それなりのお金を出すのは嫌だ…。

大体何なんだ、あの量は!!少ないじゃないか」

というところから、塩分高め、余計なものは何も入れない地味な梅干しを

自作することにしたのがきっかけです。

(紫蘇も好きなんですけど、なぜか紫蘇はつけなかった。今もつけません)

最初は北斗晶さんの梅干し作りムック本(たしか梅を干す網までついていた)を購入、

それの通りに作りました。

ジップ〇ックなどを駆使して作る今どきの作り方です。

さすがにムック本通りにつくったので失敗なし!!

私の求める塩気の強い梅干しが完成し、大満足で初梅仕事を終えました。

これに味を占めた私は、毎年梅仕事に着手することに。

日差しが強くなってくると、

梅やあら塩を買い、週末に梅仕事をするという流れができました。

梅干しが割とうまくいったものですから、

その後、梅シロップ作りにもチャレンジするように

(らっきょう漬けもやってみたことあります。あれは洗浄が面倒くさかった。)

これが私の、梅仕事履歴です。

慣れれば楽だが雑になる

梅仕事の良いところ!

それは仕込む際には手間がかかりますが、

あとはしばらく置いておけばよいということです。

(北斗晶さんの指示通りに、)

梅のあくを水につけて抜き、水けをふき、ヘタを取り、焼酎で洗って、

塩をまぶし、重しをして一か月放置。

この間に梅酢が上がってきてしっかり梅がつかります。

(ここで浸かっていないとかびが生えたりします。)

土用の丑の日あたりに、天日干しすれば完成です。

梅シロップも、

梅のあくを水につけて抜き、水けを抜き、ヘタを取り、焼酎で洗うという

下準備までは同じ。

その後、殺菌した瓶に氷砂糖と梅を交互に入れて、

シロップが上がってくると、

あとはもうちょこちょこ瓶をゆする必要があるものの、

二週間~1か月放置すると完成。

飲み頃になります。

(私は氷をいれて水で割るのが好きですが、かき氷などにかけてもおいしいと思います。

お料理のソースに使う方もいるようです。)

下準備→放置という作業であれば、ぐうたらな私でもできるのです!

素晴らしい!

ところがですね、人は慣れてくると雑になる…

慣れると、初回ほど大変でなく、さくさくできるけれども

適当になってくるのです…。

計量しなくなる、焼酎洗いを適当で済ます、消毒に手を抜く…。

そういう怠惰が招いた失敗をご紹介します。

梅シロップ、発酵する

今回、学んだこと。

梅シロップは、消毒が適当だと

発酵します

「梅シロップ 爆発」で検索してください。

梅シロップが発酵し、ガスが発生。

その結果、瓶のふたが吹っ飛んだとか、瓶が割れたとかいう事例が

出てきます。

私はそこまでの間に気づいて、(検索のおかげで)

ガス抜きをしたので、

瓶は割れなかったのですが、

ものすごく泡がぶくぶく立つ、

ふたを開けるたびに、「ボム!!」と爆発音がするなど

「梅仕事」という言葉の「ていねいな暮らし」感には似合わない場面が多々発生。

梅シロップは発酵したせいで、雑味が多い味となりました。

失敗です!!!

発酵止めに少量の焼酎や黒酢など投げ入れていましたが、ダメでした。

(そもそも投げ入れているのがダメなのでは…)

敗因は、焼酎洗いを手抜きして、適当に水分を取っただけで瓶に入れたからではないかと

考えています。

瓶の消毒が(アルコールでやったけれど)

甘かった可能性もあります。

今季、再挑戦するかどうかを検討中です。

待ち受ける次の失敗

さて、梅シロップにガスが発生する前に

梅干しを付けていたのです。

もちろん、同じように、慣れてきたので適当に。

塩の分量も図らず目分量、昨年の梅酢を再利用…。

梅シロップの失敗が明らかになった今となっては、完全にフラグが立っています。

これは、梅干しも、失敗するのでは…。

(今のところはかびていないけど)

「梅干しは爆発しない、かびるだけだからな」と唱えながら

梅干しの様子をうかがう今日この頃です。

どうか無事であれ!!(材料費が無駄になるのはきつい)

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