こんにちは、こーでです。
土用の丑の日も過ぎました。
絶滅したら申し訳ないので
ウナギは食べませんでした。
というか、ウナギそのものではなく、
たれが好きなだけだと最近気づきました。
土用干し展開中
土用干しとは何か。
6月に塩付けした梅を、
土用の丑の日ごろに、干すという作業です。
(梅を付ける過程については前回の、梅仕事の失敗をご覧ください)
3日ほど干すのがよいらしいですが
私はわりと適当です。
(私の作る梅干しは塩分が高いため、
長く干しているとぱりぱりしてくるので)
ざるにオーブンシートを引いて干しています。
(梅が破れてしまうので)
何度か裏返した方がいいそうなので、
覚えていたら裏返しています。
(すぐ忘れる)
夜露に濡れないように夜には家の中に入れておき、
朝また外に出す…というのを3日ほど
やるわけですね。
これにて梅干しは完成です。
今年は梅のサイズを2Lに統一したので、干しやすいです。
おととしくらいは、
張り切って3Lにして干す場所に困りました。
梅干しは大きければいいというものではないという結論に至り、
今年は2Lに戻しています。
カビの生えたものなどは1つもなかったので
一応、今年の梅干しは成功のようです。
(今後、突然の雷雨などにさらされない限りは)
梅酢をどうするか問題
困っているのは年々増え続ける梅酢です。
梅を塩につけてしばらくすると上がってくる
液体。
それが梅酢です。(たぶん)
梅の香りがしてすっぱい。
なおかつ、私の梅干しは塩分高めなのでしょっぱい。
塩分濃度低めで作られている方は
気軽にお料理などにも使えるのでしょうが
私の梅酢はなかなか厳しい感じがします。
一部は、ぐらぐら似て、水分を飛ばし、梅塩を作成しました。
しかし、まだ大量にある梅酢…どうしたものか。
梅シロップリベンジならず
そうなんです。
梅シロップ発酵爆発事件の後、
終わり際でたたき売られていた梅を購入して
梅シロップリベンジしていたんです。
今回は発酵させたくないと思いまして
市販の「梅ジュースの元」につけることにしました。
「すっきりした味わい」と書いてありましたし
市販のものなら発酵しないだろう…という思いで
割り引かれていた梅ジュースの元を購入したわけです。
…。
そうですね。発酵はしませんでした。
全く。
澄み切った色!!よし、これで成功だ!と
わくわくしておりました。
水で割って飲んでみたところ
「ただ、ただ酸っぱい」
「甘みがない」
「それどころかくどい」
という仕上がりだったのです!!
これには、かなり参りました。
人間、期待していたことがいまいちだった場合のショックは
激しい。
しかも、見た目は完璧なのです。
梅ジュースの元の成分のほとんどがお酢だったのではないかと思われる
味でした。
家にあったキビ砂糖をぶち込みましたが
私が愛する、角砂糖で漬けた梅シロップのまろやかさが
でてくるわけはなく…
眉間にしわを寄せながら飲んでいます。
味は、発酵梅シロップの方が断然おいしかった…。
(まぁ、それは糖分が多量に含まれていたからだとは思う)
結局、楽して梅仕事が成功するわけはないという
至極、当たり前の結論に至りました。
来年は基本に忠実に梅シロップを作ろうと思います。
最近、
仕事をしても
オリンピックを見ても
ブログを見ても
結論は一緒。
「基本に忠実に」
「まじめに取り組む」
自分の思考が、
昔反発した母の教えに、どんどん寄ってきていることに
驚く、夏の昼下がりです。