2022年晩夏の小笠原旅行 旅立ちの準備編

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2023年があけました。

2022年は後半が怒涛のように過ぎていき、

振り返ろうにも記憶がないことも多すぎる。

旅と投資と心理学

こんにちは。

先月のぎっくり腰も大事な書類の提出期限も忘れてしまいがちなあーでです。

楽しいこともしんどいことも

忙しいということに流されてしまう。

しんどいことは勝手に記憶の底から這い上がってくるけれど、

楽しいことはしがんでしがんでいかないとすぐに遠くになりにけるので

ちゃんと備忘録作っておこう2022年夏の思い出。

春のお誘い

2022年春先に大学からの友人Nちゃんから連絡があり、

勤務先の福利厚生で、最大10連休が取れそうなので、どっか行こ!

とのお誘い。

確か前回その10連休暇とやらで一緒に行ったのはペルー。

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Nちゃんとは、コロナ前は海外旅行によく一緒に行っていた。

フランス、イタリア、スペイン、トルコ、ペルー、アメリカ(ハワイ島、サンフランシスコ)など。

どこも思い出が深い。

10年に一回、10連休取れる福利厚生なんて粋な会社だねえ。

ていうか、もうペルーから10年なのか。

さて今回はどこに行こうか。

久しぶりに海外?

コロナによる渡航規制や入国者数にもまだ上限がある時期で、

国内ならそろそろ旅行もいいかなあと思っていたけれど、

まだまだ海外は心理的なハードルが高い。

なんて思いつつゴールデンウィークにぎっくり腰になり、

涅槃の姿勢でpeachを予約して、

ついに6月末に2年半ぶりに旅に出た。

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沖縄に行って旅のワクワクを思い出し、旅への自信も少し取り戻した初夏。

Nちゃんとは国内旅行でも数日ではなかなか行けないような所に行こうということに。

沖縄の離島?北海道一周?やっぱり世界遺産があるところがいいよね。

そういえば、結局行かなかったけど2021年年明けにNちゃんと計画してた北海道旅行の時に候補に上がっていた場所がある。

世界自然遺産 小笠原諸島

小笠原諸島。

名前は聞いたことあるけれどどこそれ?

って感じだったけど、調べてみると東京都にある離島。

空港はないので船でしか行けない。

しかも船に乗るのは片道24時間。

に、24時間!?

ペルー旅行は実質24時間ぐらい移動時間かかったけど乗り継ぎあったし24時間もずっと飛行機に乗ってた記憶ないよ?

てことは飛行機なら地球の裏側に行けちゃう時間よ??

これ完全に海外旅行やん。

いや、海外旅行より移動時間全然長いやん

そんなところが東京にあるんすか?まじで???

知らんかった。

本屋さんにガイドブック探しに行ったら、

最寄駅前の書店には小笠原メインのガイドブックはなく、大きな書店を2件ハシゴして見つけた。

世界遺産なのに小笠原ってマイナーなの。。。?

よくわからんけど、私はメジャーよりもちょっとマイナーに目が行きがちなんである。

給食でもみんなが大好きなカレーやハンバーグやスパゲッティよりは

ハヤシライスやチンジャオロースーや春雨サラダが好きだったんである。

ガイドブックをめくって地図を見てみれば、小笠原は本州からずーっと南にある。

本州から1000km南。

え、えらい遠いな。

テレビで時折見たり聞いたことのある伊豆大島や三宅島、八丈島といった島からもずーっとずーっと南にある。

ここは素敵な素敵なところだから未来永劫残すのだ、そのために頑張るのだと世界から認められた(世界遺産はそういうものと理解している)貴重な島。

東洋のガラパゴス。。。ガラパゴス?

小笠原の何をどのように例えているかわからん。

。。。面白そうだな小笠原。

というわけで小笠原諸島に行くことに決定。

ちょうど休みが取れそうなのは8月下旬から9月の始め。

お盆はしっかり働いて、少し遅めの夏休みを取ることにした。

ツアーの予約

小笠原諸島に行くために必要なのは、当然ながら船の切符とホテルの予約。

これ、基本的にはセットで取ることになる。

なぜなら船は週に1往復しか出ておらず、一回の旅程は6日間。

片道24時間なので、島の滞在期間は4日間で、必然的にホテルは3泊。

それ以上短い旅程は組めないし、長く滞在したい場合は、次の船を待つので12日間の旅程になる。

他の旅行と違って一泊ずつホテル変えたり、直前にホテルを予約などはほぼできない。

申し込みは出港日の2ヶ月前から。

その他、船に乗るのにPCR検査を受けることになっている(2023年1月現在)

などなど旅慣れている人でも結構面倒に感じるかもしれないこの手続き。

おがまるパック」というツアーが船と宿がセットで予約できて割引もあるようなのでそれにお任せしちゃうことに。

とはいえ出港日2ヶ月前のあたりにバタバタしていて、数日過ぎた頃にネットで申し込むと

船は問題なく取れたけど、宿が残り3つしか選択肢がなくなっててちょっとビビった。

あら人気なのね小笠原。

宿泊先や船のグレードにこだわりたい人は、要注意です。

船が出港する東京へは大阪からの飛行機往復をANAさんのセールでチケットゲット。

新幹線でもいいかなと思ったけれど、飛行機の方が安かったし、最近新幹線は大きな荷物を置くのは予約が必要だったりするので、結果的には飛行機で良かったと思う。

船が出る竹芝桟橋にも羽田空港からモノレール一本で行ける。

ある荷物の不安

そこそこ旅のパッキングには慣れているつもりだけれど、持っていくものに1つ心配があった。

オプショナルツアーのチョイスはNちゃんにほぼお任せしていたのだけれど、

オプショナルツアーでシュノーケリングをすることになり。

不安が1つ。

いや、泳ぐのは全然いい。

普通に泳げる(はずな)ので。

そう水着。

最後に泳いだのはいつかも覚えていない。

10年以上前な気がする。

水着なんて持ってたっけ?

実家にあるかもしれんけどその水着を着る自分を想像しただけでもうしんどいしんどい。

今後使うこともそうないであろう水着を買いに行くのかー。

この年(年齢ぼやかさせてもらってますが、ここまでのあーでの投資関連のブログを読んでお察しください)になると

水着というものに対する心理的ハードルは温泉と反比例して鬼高い。

水着。水着かあ。。。ネットで買う?うーん。うーん。

など悩みつつ、ネットで「シュノーケリング 水着」とかで検索して

ポロッと出てきた「上からTシャツと短パン着てしまえばどうとでもなる」案を採用することに。

もうこれしかねえとユニクロに行ってラッシュガード代わりにUV対応の薄手のパーカー、Tシャツに派手目の短パンを買い、

実家から発掘された10年以上前の水着をユニクロのコジャレさで上書きしろ作戦決行。

近づく小笠原

その後出発までの2ヶ月弱はとにかく体調には気をつけつつ、荷物を準備しつつ仕事に忙殺される日々。

あっという間に出発1週間前。

出港前日の朝までに東京に到着するようにPCR検査キットに唾液採取してゆうパックで送る。

検査キットは着払いで送ってもらうことができて、ゆうパックで送れる。

出港前日の晩20時までに連絡がなければ陰性の証明が出るとのことで、

ヒヤヒヤしながらその時を待ち、なんとかクリアー。

小笠原では、観光客が体調を崩した場合の医療体制が十分には整っていないので、

感染症が広がってしまうと大変なことになるらしく、

この感染症水際対策のPCR検査は任意にはなるけれど、2023年1月現在も続いている。

小笠原に行くまでは思ってもいなかった。

普段いかに自分が恵まれたインフラの中で生きているのかということ。

同じ日本でしょ?日本語通じるし大抵のことは同じでしょ?って。

ちゃうねんな。

同じ日本の中でも本州とはインフラも気候も文化も歴史も違う。

行ってみて実感したけれど、ここまではまだ、旅立つまでのお話。

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