2022年初夏の沖縄1人旅 〜2日目① 3年ぶりの首里城へ〜

楽天ROOMやってます

旅に出た時によくガイドツアーに参加する。

博物館や美術館に行った時にもオーディオガイドがあれば利用することが多い。

資料やパンフレット見て一人で周るのも悪くないけれど、

人の声で説明してもらった方が面白いと思えるし、

わからないこととか興味を持ったことをその場で聞けるのがいい。

ガイドさんて、その土地や文化に愛を持っておられる方が多いので、

話を聞いているうちに私までそこが好きになってしまう。

知識が経験を通して理解になる。

理解が深まるほどに好きになる。

旅のそういうところが好き。

旅と投資と心理学

こんにちは。あーでです。

2022年初夏の沖縄一人旅 〜1日目、ステーキハウスは20年前のリベンジ〜 | Office Arde Code 日記

いざ首里城へ

6月29日。

朝7時前に起きて身支度。

朝ご飯はホテル近くで買ったコンビニのスパムおむすび。

色んな種類がある中で沖縄っぽいのをチョイス

全国でも去年あたりからファミリーマートで見るようになったスパムおむすび。(ポークたまごおにぎりとも言う)

沖縄ではファミマじゃなくても他のコンビニやスーパーで普通に売ってる。

しかも種類も豊富。

基本は厚めに切ったスパム(皮なし缶入りソーセージ)と厚焼きたまごがごはんに挟まって海苔が巻いてある「おにぎらず」みたいな形状のもの。

そこに更にツナとかゴーヤーの天ぷらとか挟んでてさまざまなバリエーションがある。

やっぱり美味しい。

8時前にホテル出発。

朝のガイドツアーに参加したくて早めに出発しました。

ゆいレールに乗って旭橋駅から首里駅へ。

結構早めに出たはずだけど、首里駅から首里城に向かうのにスマホのナビを見ながらなのに思いっきり迷ったりしたので、

ガイドツアー申し込み時間8時40分ぎりぎりに到着。

あーではどちゃくそ方向音痴です。

首里城ガイドツアー

首里城のパンフレット
渡されたガイドイヤフォンが入った袋。めっちゃ可愛い。

首里城のガイドツアーはいくつかあるんだけれど

御開門(うけーじょー)という朝一番の儀式が見たかったので

「御開門式コース」8:45〜9:45に参加しました。

首里城復興に触れる「首里城60分 ぐるっとツアー」 | 首里城 ‐ 琉球王国の栄華を物語る 世界遺産 首里城 (oki-park.jp)

首里城の歴史やその周辺の自然のお話はもちろん、2019年に焼け落ちた首里城の復興の様子を沖縄生まれ、沖縄育ちのお姉さんが明るく詳しく説明してくださる。

とても楽しい1時間でした。

守礼門の前から
守礼門は後ろから

1番のお目当ての御開門(うけーじょー)の儀式は

急に豪雨になったので少し離れたところからしか見れず。

儀式の口上が近くで聞けなかったのは少し残念。

急にめっちゃ豪雨
ご開門後すぐの奉神門。晴れてきた。
10分後にはこの晴天

首里城はこれまでにも何度も焼失した歴史があり、その度に復興されてきた。

琉球の歴史の中で何度焼け落ちようとも、再建されてきた。

それほどに大切な場所。

焼け落ちても受け継がれてきた

沖縄の人々の信仰と文化の象徴。

そして今回もまた、こうして再建されていく。

失った事実と向き合い、ひとつひとつ、毎日毎日少しずつ、

再び作り上げて行く

建物が世界遺産なのではなく、受け継がれてきたその歴史と文化が世界遺産。

何度燃えても世界遺産たる歴史や文化は失われることはない。

3年前に見た、あの艶やかで美しい正殿を見る日がきっとまたやってくる。

見にこようきっとまた。

ガイドツアーに参加すると再建現場が近くで見れます。ヘルメット着用で。

ガイドツアー終えての首里城公園散策

燃えてしまった所以外もたくさん見どころがある首里城公園内

ガイドツアーで首里城や琉球の歴史について少し詳しくなったからこそ

いろいろ観て回るのが面白く、

ガイドツアーを終えて1時間ほど散策

石畳は元々作られた当初のものと復元した物を組み合わせているのでよく見ると境目がわかる
青空の下に威風堂々の門
城壁からの見晴らしや良し

首里は他にも世界遺産

その後首里城公園から出て周辺も散策

今まであまり知らなかったのだけれど、

首里は首里城以外も見どころがいっぱい。

この後2時間ほど歩き回るのだけれど

ずーっとセミがシャンシャン鳴いていた。

池の中心に弁財天堂
琉球時代の人工池、龍潭(りゅうたん)
龍潭の池にはカモがいっぱい。

世界遺産の玉陵(たまうどぅん)は自然の岩山を削って作られた王様のお墓。沖縄のお墓のルーツとも言われている。

森のような小道を抜けて
門を抜けると
圧巻の石

めっちゃ迫力。

琉球文化が石の文化だってことがすごーくよくわかる。

王様のお墓に向かって芸術っていいのかわからないけれど

とっても精巧に積み上げられた圧巻の芸術。

むちゃくちゃかっこいい

ペルーのマチュピチュを思い出す。

インカ帝国も圧巻の石だったな。

金城町の石畳道もすごく石
16世紀の石畳
大アカギ
大アカギ
金城大樋川
神様も祀られている共同井戸とのこと

首里そばへの坂

この辺りで11時半すぎ。

そろそろ石畳と大アカギのアップダウンにそろそろ歩き疲れてきたので休憩がしたい。

お昼ご飯にでもするかとタブレットでガイドブックをみる。

沖縄そばのページを開くと、ででんと一番大きいそばの写真に

「首里そば」とある。

首里。ということは近いんじゃない?

昼しかやってないお店で「売り切れ次第終了」とある。

これは相当うまいんじゃない?

よしこれに決定。

なになに地図アプリが言うにはここから徒歩20分か。

ちと遠いけどまあいけるやろう。

バス通りでもなければ、こんな石畳道にタクシーなんて入ってきそうもないわけで、徒歩しか手段は無さそう。

と思って歩き出したのはいいけれど、

いけどもいけども上り坂。

マジできつかった。

そうださっきあんなに見晴らしが良かったのは

首里城が山の上だったからだ。

そして私は首里城から石畳道を通って下へ下へ降りてきていたのだ。

そうよね城って山に造るよね。

攻め込まれないようにしんどいところに造るよねー

大通りに出るかバスで一旦駅に戻ってタクシーに乗るべきだった。

もうどっちが駅かもわからない(あーではめちゃくちゃ方向音痴)。

梅雨明けの炎天下、もう汗だくである

持ち歩いていたお茶は飲み切ってしまい、

このまま着かないのではないか、熱中症で倒れるんじゃないかと本気で恐怖した。

シャレにならん。仕事休みとってめっちゃ遊びに来て熱中症はシャレにならんぞ。

歩みを止めるな私。

たとえ地図アプリに見たことないような

「ここは急な坂です」と変な赤いマークがついていようとも。

一歩ずつでいい、止まってはダメだ。

そうしてようやく店にたどり着いた。

民家のたたずまいにステキなのれん。

時間は12時前。

まあ確かに20分ちょっとで着いた。(体感は2時間ほど)

すでに人が並んでいる。

やはり有名なお店らしい。

地元のタクシーの運転手らしきおじさまたちもいる。

10分ほど待って入店。

注文してからセルフの水をぐびぐび飲んで待つ。

沖縄そば(小)とジューシー(炊き込みご飯)

ああおいしい。

麺は少し硬めでかみごたえしっかり。

何よりスープが美味しい。かつおの味もしっかりとくる。

沖縄そばはほんと美味しいなあ。

お出汁が効いてて麺も丸味があって

普段食べるそばでもうどんでもラーメンでもない。

これが食べたくて沖縄に来たんだよ。

ジューシーもあっさりしててパクパク食べれた。

隣のおじさんが食べていたおでんみたいな煮物がすごく美味しそうだったので次に来る機会があればあれは絶対食べたい。

体に染み入る出汁ですっかり元気になった。

2日目の前半はこれにて。

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