2022年晩夏の世界遺産小笠原諸島 3日目後半 タイムアタックシュノーケリングと嵐の中の郷土料理ディナー

楽天ROOMやってます

寒いです。

このタイミングでずっと使ってきた湯たんぽが水漏れ起こして使えなくなってしまった。

寒がりのわりにはあまりあったかグッズに信用をおいてこなかった私が例年になく

着る毛布だの毛布になる掛布団カバーだの敷く毛布だの愛用してしまう今年の冬。

いつもより貼るカイロの消費量とサイズ感が増大する今年の冬。

電気代高騰に思いを馳せたいところではあるが、

いろいろと背に腹は代えられぬ寒さです。

こんにちは。

ニトリに湯たんぽ買いに行きたいあーでです。


旅と投資と心理学

2022年晩夏の世界遺産小笠原諸島 3日目前半 絶景南島シュノーケリングと嵐の前の美しさ | Office Arde Code 日記

更新遅めなので前回のブログはこちら↑

小笠原旅行3日目後半です。

タイムアタックシュノーケリング


台風が今晩には直撃するらしい8月末の小笠原諸島。

朝から海遊びツアーに参加して、ガイドさんの指示に従い早め早めの行動で、

午後も少しシュノーケリングできることに。

午前に満喫した南島から一度父島に戻り、お昼ご飯を一旦後ろ倒しにして

午後のアクティビティーに。


貸してもらったウエットスーツとライフジャケットを着込んで出航。

ウェットスーツは水着の上から着れるので着替えも簡単。

それまで水着の上に着ていたユニクロのUVパーカーと短パンは脱ぎます。

スキューバダイビングならまだしもシュノーケリングするのにウェットスーツ?と思ったけれど

ウェットスーツを着ると岩場で怪我をしにくいのと水に浮かびやすい浮力効果が多少あるらしい。

シュノーケリング初心者にはウェットスーツは大事な味方なのですな。

その上ライフジャケットも着るので絶対沈まないという確固たる安心感。

ただし浮く方向に全振りしているので素潜り好きな方には全く潜れないという残念なお知らせを付け加えておきます。

と言うわけで少し沖に出てから船を停留させてシュノーケリング。

朝の南島の時よりも水深が深く、ひんやりとしている。

足ヒレをつけた足でゆっくり水を蹴り押せば

身体がゆらゆらと水面を進む。

色とりどりの珊瑚礁の影には色とりどりの南国のお魚さんたち。

夢中で追いかける。

海の中ってこんなにも色鮮やかなものなのか。

真っ赤真っ青真っ黄色

白や緑や紫にオレンジだってくっきりはっきり。

もうちょっとサンゴやお魚さんを近くで見たかったけど前述の通りライフジャケットを着てるから潜れない。

でも海の透明度はハンパないので深いところまで良く見えるし、

ライフジャケット着てるのでいつまでだってプカプカ浮いてられるし

シュノーケルつけてるから息継ぎに顔を上げる必要もない。

ずーーーーーーっと海の底を見ていられる。

シュノーケリング、楽しい。


お天気が良ければイルカに会えるポイントに連れて行ってくださることもあるらしいけど、今日は台風が近づいているせいかお会いできず。

小笠原ではイルカやウミガメに出会えるだけでなく、ホエールウォッチングなんかも季節によってはできるのだとか。

小笠原諸島の自然のアクティビティは海も陸も多種多様。


1時間ほどで雨が降ってきたので、早々に撤収。

シュノーケリングの帰り道。

あんなに朝は晴れていたのに雨が降って海も空も暗くなってくる。

波も少し高くなり怪しい天気になってきた。


ホテルに帰ってきてシャワーを浴びたり水着を洗濯機に放り込んだりしてるうちにどんどん荒れ模様。

部屋の外を見ると空はすっかり灰色で、南国の木々がバッサバッサと暴風に揺れている。


嵐のディナー

夕食はホテルで小笠原郷土料理

初めて食べるものも多かったけれど違和感なく全部美味しかった。

シャシャップってなんぞや?
前菜とぷりっぷりのお刺身、焼き物と蒸し物でテーブルいっぱいの美味

ウミガメの刺身(中央上)はやはり美味しい。

お寿司の時よりもはっきりと感じる

すっきりしたマグロと馬刺しの良いとこどりの味。

(個人的感想です)

ウミガメの煮込み(カメのお刺身の右横)はコラーゲン多めのもつ煮込みみたいな味でした。

他の海鮮もお野菜も新鮮さ抜群、味も抜群。

ここで気になる物発見。

刺身(どれもぷりぷり食感でめちゃくちゃウマい)盛りのワサビに添えられた

2〜3ミリほどの小さな小さな木の実のような物。

島唐辛子と言うらしい。

見たことないなこんな唐辛子。

爪の先ほどの大きさ

言われなければ小さすぎて唐辛子かどうかもわかんないね。

沖縄とかで聞くあの島唐辛子とは違うものらしく、

めちゃくちゃ辛いらしい。

手書きのイラスト入り食べ方指南書

食べ方の説明通りに小さな赤い唐辛子を醤油の小皿に入れてお箸でツンツンした後、お刺身をつけて食べてみる。

おお。

おおおお。

バシッと辛い。

こんなに小さいのに存在感がある。醤油に全然負けてない。

ツンとした感じやしびれる感じではなく、えぐみもない。

バシッとした辛み。

辛いの得意でないけど美味しいと感じた。

不思議な辛さでした。

四角豆とアカムツの天ぷら

続いては熱々の天ぷらがお出まし。

四角豆は食べたことあるような気がする。

奄美大島だったか西表島だったか。

とにかく南国でしか見ない平べったいそら豆みたいなでっかい豆。

さやごと食べれる。

歯応えがあって美味しい楽しい。

アカムツはたぶん初めて。

アカムツ身がふわふわでおいしーい。


カンパチの島寿司も島魚のお吸い物もおいしーいってなってた19時すぎ。

ばんっ。

と少し大きな音がして。


突如、停電。

台風による嵐で停電になったらしい。

スタッフの方がライトをテーブルの上に置いてくださる。

薄暗い中で煌々と灯るライト。

レストランがなんかやけにムーディ。

ご飯に夢中であまり気にしていなかったけれど、

窓の外から聞こえてくる風の音。

そんな中、スタッフの方がデザートのフルーツを持ってきてくださり

停電でドリンクのホットコーヒーがお出しできないからとアイスコーヒーをと申し訳なさそうにおっしゃる。

いやいやこんな嵐の中でもディナーが食べられてむしろありがたいのですよ。


うす暗がりの中でのデザートはシャシャップという南国フルーツ。

シャシャップ。

語感が気持ちよい。

シャシャップ。

なんか言いたくなってしまう。

これがシャシャップ

シャシャップはサワーソップとも言う見た目はこぶりのドリアンのようなフルーツ。

皮は緑でブツブツしてる。

甘酸っぱくて柔らかめの食感。

酸味はあるけどクリーミーでもあり。

パイナップルのようでもライチのようでもあり、

なんとも食べたことのない味。でも美味しかった。

停電の夜を過ごす

ゴウゴウと風の音がする中、薄暗い廊下と階段を通って部屋に入ると当然真っ暗。

ホテルの自家発電で、廊下には最低限の灯りがついていたけれど、部屋はエアコンが切れているので蒸し暑いほどではないけれど少し湿っぽい感じもする。

懐中電灯の灯りで過ごす時間。

部屋に備えられた懐中電灯をつけて

タブレットで本読んだりゴロゴロとして過ごす。

22時ごろに前触れもなく部屋の照明が

ぽんっ

とついてエアコンが動き出した。

電気復旧。

父島には火力発電所があるらしく、そこの方がこの台風の中を頑張って3時間で復旧作業をしてくださったのかなあ。

安全なところでぬくぬくと待ってるだけで電気がつくなんてすごいことだ。

普段そこそこの規模の地方都市に住んでいるせいか、停電なんて経験は数年に一度あるかどうかだし、

自然災害に出会うこともそうそうない生活。

私、恵まれているよなあなんてしみじみ思う。


さて、明日は朝イチのフェリーで母島に渡る予定なのだけれどどうなることやら。

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