2022年初夏の沖縄一人旅 〜1日目、ステーキハウスは20年前のリベンジ〜

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先日、コーデさんとヌン活をしました。

ヌン活とわ。

ブルースリーが振り回してるやつじゃありません。

エジプトの水の神様ヌンをあがめる活動でもありません。

アフタヌーンティーを楽しむ活動のことらしいです。

それはそれは美味しくて幸せな時間

ヌン活という言葉を知ったのは最近ですが

ヌンチャクが沖縄の古武術の武器だってことは

ヌン活よりも先に知っていたあーでです。

旅と投資と心理学

沖縄への旅立ち

2022年初夏の沖縄一人旅〜涅槃の姿勢で思い立ったが沖縄準備編〜 | Office Arde Code 日記

今まであまり気づいてなかったんですが、ゴールデンウィークのあとって7月の海の日まで祝日がない。

土日のどちらかに仕事入ると連休がない。

気づいたらキツくなることってありますよね。

5月6月はロキソニンで腰の痛みをごまかしつつ、沖縄に行くことだけを心の支えにしてました。

というわけで迎えた6月28日。

午前中に実家の用事を済ませ、

金婚式を迎えても、子どもに山盛りご飯を食べさせることに命をかけるありがたき我が母の

「ご飯食べていきー」3段攻撃(断っても一度では引かない)を淡々と爽やかにかわし、

関西国際空港へ向かう。

少し時間があったので空港内をウロウロ。

6月下旬は海外渡航制限が少しずつ解除されてきているものの、

まだまだ閉まっているお店も多かった。

そしてpeachは第2ターミナル発着なので、第1ターミナルから出てバスに乗る。(バスは無料。発着所がちょっとわかりにくいので利用される方は事前に要確認)

遠いんだよなあ第2ターミナル。

これさえなければもうちょいpeachも使いやすいのにといつも思う。

車で来て駐車場にとめとくことも考えるけど、

何より駐車場代3日で4〜5000円ぐらいかかっちゃうし、

那覇まで飛行機で4000円で行けるのにちょっともったいない。

今回は帰りは伊丹空港だからって言うのもあるけど、

もうちょい関空に行くまでの橋を渡る料金と駐車場代が安くなればいいのになーと毎回思ってる。

進化した飛行機搭乗

peachのチェックインは機械の指示に従って、二次元バーコード(事前にメールで来る)をスマホでかざすやつ。

以前も同じ仕組みだったと思うけどさらにスムーズにわかりやすくなっている気がする。

年々進化しているなあ。

と感心しつつ、家で何度も計ったはずなのに機内荷物持ち込み7キロ制限にビビりつつ荷物チェックを通過。搭乗口へ。

機内持ち込み7キロなんて余裕っしょって最初は思ってたけど、

お土産いっぱい買いたいからと持っていったスーツケースが3キロ以上あって結構ギリでした。

長距離移動ではなぜか食べたくなる天むす。

15時半に関西国際空港を出発。

機内では、タブレットにダウンロードしておいたガイドブックを眺めたり、

機内の Wi-Fiに繋ぎ、peachの客室乗務員の可愛い2人のお姉さんが沖縄旅を満喫するというYouTube風動画を見たり、

若干乗り物酔いで気持ち悪くなったりもしながら3年ぶりの飛行機満喫。

機内でスマホやタブレットを使って色々できるなんて進化してるなあとここでも感心。

沖縄ナハナ・ホテル&スパ

那覇空港に降り立つと、

18時前でもまだまだ南国の青空が出迎えてくれた。

空も花も街路樹も南国感

まずは荷物を置きにホテルへ向かう。

レンタカーを借りようかとも迷ったけれど、

一人旅だしどこに行くかもあんまり決めてなかったので、今回は初のレンタカーなし沖縄旅でした。

そもそも今、沖縄のレンタカーは足りてなくてなかなか借りられないらしいので、沖縄でレンタカー移動を考えている方は、ホテルよりも飛行機よりもまずはレンタカーをおさえるのが大事です。

というわけで、ゆいレール(沖縄のモノレール)に乗って旭橋駅近くのホテルへ。

一日乗車券は名刺ぐらいの大きさ、QRコードを改札機にかざすタイプ。

ゆいレールの一日乗車券800円は、当日有効ではなく、日をまたいでも24時間使えるから地味に便利。

次の日は、首里城にいく予定にしていたから、ホテルとの往復で使うことは確定していたし、損はないかなと購入。

モノレールに10分ほど乗り、旭橋駅から徒歩5分ちょいほど(途中歩道橋を渡らないと行けないので、階段使いたくない人はちょい回り道しないといけない)でホテル到着。

今回は沖縄ナハナ・ホテル&スパに連泊です。

空港から30分かからないので、帰りもギリギリまで荷物を預けられるし、駅にも国際通りにも近いからとても便利。

おまけにスパもある。

スパではマッサージも受けられる。

1ヶ月前にぎっくり腰で寝返りが打てずに涅槃の姿勢で那覇のホテルを探していた私には、

もうここしかないやん的なホテルである。

ホテルを予約してすぐにマッサージだってガツガツ予約しちゃってるのだよ。

そんなことはおくびにも出さず、上品なお姉さんを装いチェックイン。

お部屋に入るとあら素敵。

あら広い。シングルじゃなくてツインルームだ

平日に連泊だからグレードアップしてもらえたのかしら。。。?

とても落ち着いていて可愛らしく、素敵なお部屋でした。

基本的なアメニティはもちろん、お水も無料で頂けて、冷蔵庫も空気清浄機もついている。

窓からはモノレールが悠然と走る姿を上から見ることができる。

大通りに接しているけれど、繁華街からは少し離れているので夜中までうるさいということもない。

これは正解。連泊正解。

夕飯は思い出のステーキハウス

さてのんびりしたい気持ちはあるけれど、こうしちゃいられん。

今宵はスパとマッサージを予約してあるからそれまでにまずは腹ごしらえだ。

マッサージは21時半から。

それまでにゆっくりスパでくつろぎたいから20時半までには夕飯を食べてホテルに帰ってきたい。

沖縄初日のディナー何にしようか。

飛行機でガイドブックを見ていたら、このホテルの近くに老舗のステーキハウスがあるらしいとのこと。

普段あまり一人でステーキ食べに行く気にはなれないけれど、

沖縄では、ステーキハウスは割とカジュアルに行く場所なんだそうで。

飲み会の後に〆にステーキハウスに行ったりすることあるらしい。

ラーメンかスイーツ的なノリかしら。

今まで沖縄に友だちと来た時は、ステーキを食べたことはあったので、カジュアルに1人で行ってもまあ問題なかろう。

老舗で有名なお店だろうし、混んでて入れなかったら、コンビニかどっかで軽食を買って帰るとしよう。

というわけで18時半すぎににホテルを出発。

10分ほど歩いてジャッキーステーキハウス到着。

ジャッキーステーキハウス正面の大きな看板
看板下にはポップな入り口

おおなんかおっきくてアメリカンな看板。

入り口の前には何人か待っている。一旦中に入って名前を記入して、待ち時間を確認。

待ち時間25分。まだ19時前だし20時半にはホテルに帰れるかな。

外に出て夕暮れ時に差し掛かる看板を撮影したりしてその時を待つ。

19時前でもまだ青空
やがて空席。やがてステーキ。

20分ほど待って名前を呼ばれ、店に入ると待ち時間は40分になっていた。

さすが人気のお店なんだなあと思いながら席に着く。

直角のレトロな椅子

レトロなメニュー表、そして椅子がとっても直角。

座り心地すごく直角。

硬いとか座りにくいとかではないけれど、

とにかくなんというか直角。

んー。

んー?

この直角。

知っているぞ、私。

私、この店来たことあるな、多分。

いつだろう?思い出せない。

この直角椅子の感覚。

絶対座ったことある。

テンダーロインステーキをオーダーして待つ。

うーん。沖縄に来たのは5回目のはず。

前回ステーキ食べたのは国際通りにあるチェーン店だったはずだし、

その前にコーデさんと行った時は、確かホテルのレストランで食べたはず。

うーん。うーーん。。。。

ふとテーブルの脇の棚を見るとソースやマスタード、醤油、塩などが並んでいる。

ソース!マスタード!わかった!

高校の友だちHちゃんと来たんや!

Hちゃんのご両親が沖縄出身だったので、何かの流れでHちゃん単独の里帰りに同行させてもらって、ここにも来た!

私、来た!

20年前にここ来た!!!

急に脳内で20年前の記憶がつながり、直角椅子の謎解明。

そうそう。初めて来た時、自分のお金で友だちとステーキ食べるのなんて初めてすぎて緊張してよくわからないまま

美味しいらしいからとソースとマスタードを味見もせずにステーキにかけちゃったのよ。

辛いの苦手なのに。

緊張もあったのか辛くて味もよくわからんくなったんだそうだそうだ!

この直角椅子の座り心地、絶対そう!

これよこれこれええええええ!

なんて、無言で顔がにやけるのを噛み殺して1人で興奮してる(ちょっと瞳孔開いてたかもしれん)うちにスープとサラダ、そしてステーキとライス到着。

スープはクラムチャウダーでもポテトチャウダーでもない不思議な優しい味。
Sサイズでもなかなかのボリューム

これはなんとうまそうな。

ミディアムレア(焼き加減はオーダーできます)とは言えしっかり焼き目がついている。

よし。

20年前のリベンジだ。

まずは何もつけずにいただこう。

超猫舌なのでナイフで小さめに切り、周りに恥ずかしくない程度にフーフーしてからそっと口に運ぶ。

うむ。

うむうむ。

う、まーーーーーーーーーーーーい!!!

美味い美味いうまーーーーい!!!!!

しっかり弾力のある赤身だけどちゃんと噛み切れる歯応えの良さ。

肉の味もめっちゃしっかりジューシーでサイコーー!!!

ああ20年前の味と同じかどうかはさっぱりわかんないけれど。

でもきっと今の私だからこんなに美味しい。

きっとそう。

20年前の私よ、君はここにたどり着くまでにいろんな国、いろんな町を旅していろんな物を食べるんだよ。

肉は牛豚鶏だけではないと知るんだ。

鴨うさぎ馬羊鹿猪蛙山羊ネズミアルパカカンガルーワニいろんな物を食べるだろう。

それらも全て美味しく頂くんだ。

そうしてこの肉に、この肉の美味さにたどり着くんだ。

そうでなければならなかったんだ。

美味しい。

思い出と共にグッとくるほどに。

なんていろいろ1人で妄想しながら美味しく完食。

何もつけなくても最高に美味しかったけど、

でもせっかくだからと少しずついろいろつけて食べました。

気に入ったのは塩。醤油も美味しかったな。

ソースとマスタードはやっぱりちょっぴり辛かった。

大満足でホテルに帰り、いそいそとスパ&マッサージへ。

時間帯のせいか、コロナの影響なのか、スパにはほとんど人がいなくてゆっくり湯船やサウナを独り占めして大満喫。

スパは基本有料(私はマッサージとセット)ですが、いくつかのオーガニックなシャンプーや化粧水なんかが置いていて自由に使えるし、とっても綺麗で清潔感のある雰囲気の良いスパなのでおススメです。

マッサージも丁寧にカウンセリングしてもらってゆっくり受けられるのでとっても良かった。

そうやって日常の疲れが取れる沖縄の癒しを受けて、1日目は更けていきました。

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