あーでのほれてまう株式投資 ~マクドナルドの株主優待を持っていた話~

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先日こーでさんとモスバーガーをテイクアウトして我が家で食べました。

モスバーガーが星のカービイとコラボしてた。

久しぶりのファーストフードに2人でテンション上がって

私は「とびきりチーズ」、こーでさんは「とびきりトマト&レタス」を食べました。

何がとびきってるのかわかりませんが、とびきりチーズはチーズがトロトロで

お肉のうま味がたっぷりで美味しかったです。

メニューに単品のオニポテが見当たらず、バラエティパックという

フライドポテトのL2個分とオニオンフライ2個分のセットを二人で食べました。

脂質制限中のこーでさんに変わり、

あーでが全力で脂質を接種、いや摂取いたしました。

旅と投資と心理学

こんにちは。あーでです。

コストコ好きの私はファーストフードも割と好き。

と言ってもしょっちゅう行くわけではないのですが。

急に「ケンタッキー!」とか「マクド(関西ですからこのように言います)!」となります。

思い立ってしまったらすぐに駅前や国道沿いに行けば食べれてしまうのもファーストフードのいいところ。

お財布にも優しめ。

そんなみんなの味方、ファーストフード。

今日はその中でもマクドナルド(の株)についてのお話です。

マクドナルドの株を買った理由

10数年前(再々申し上げますが曖昧にしたいのは資産額ではなく年齢)に

株主優待目当てに株式投資をしていて、

運輸系(航空、鉄道系)以外にも気になっていたのが飲食系。

飲食系の企業は株主優待を出しているところも多い。

飲食系の株主優待にはいろいろあるけれど、私が使えてお得な気分になれなければ意味がない。

あまりお酒は飲めないから、居酒屋系ではないし、

その頃は実家暮らしだったので、定食屋や牛丼チェーンに行く機会もあまりなかった。

ここはやっぱりファーストフードやな。

となりました。

で、ケンタッキー、ミスタードーナツ、マクドナルドなどの中で選ぶことに。

ケンタッキーは株価がちと高いわりにそこまでお得感がない。

ミスタードーナツは親会社がダスキン。

お掃除の会社を買ってドーナツもらうにしても、お掃除の会社にあまり魅力を感じないしなあ。

というわけで実家から近いところにあって学生時代に1年ほどアルバイトをしていたマクドナルドに決定。

マクドナルドの株を100株持っていれば半年に1回、

ハンバーガー、サイドメニュー、飲み物がそれぞれ選べる無料引換券が、6枚入った冊子が1冊送られてくる。

6枚が半年に1回ってことは、少なくとも月に1回は

マクドナルドがタダで飲み食いできるなんて最高じゃない。

わくわくしちゃうね

朝暗いうちに起きて6時~9時までマクドナルドで働いて、9時半からの大学の授業に間に合うようにダッシュしていたあの日々。

やけどにおびえながらホットケーキ焼いてソーセージパティ焼いてハッシュドポテト揚げていたあの日々。

今度は雇用される側ではなく、する側に回るのだ。

ワタシ、マクドナルド、カウ!!

あのおいしい揚げたてアップルパイをタダで食べるのだー!!(猫舌やけどね)

というわけでマクドナルドの株を購入。

確か20万ちょいだったと思う。

株主優待を使うにはスキルがいる

さて、初めてマクドナルドの株主優待が来たときはすごく幸せな気持ちになったものの、

できるだけお得に無駄なく使おうとすると

なんだかいつどのタイミングで使っていいやら迷ってしまいました。

ちょっと貧乏性なところがあるんですよね。

ほんとはダブルチーズバーガー食べたいのにお得だと思ってビッグマック頼んでみたり、

ドリンクSサイズでいいのにLサイズ頼んでみたり、そのうち優待持ってること忘れてしまったり。

で、結局初めてのマクドナルド株主優待はうまく使いこなせず余らせてしまいました。

今ならメルカリとかヤフオクでサクッと売れるのかもしれないけれど、

そんなものはまだない時代。

金券ショップも都会の駅前とかにいかないとないし、

そもそも当時の私に株主優待を売るという概念もなかった。

知り合いにあげるにしても、株式投資やってることを言わなきゃいけないのも恥ずかしかったし

今思えば全然株主優待を使いこなせていなかった。

自意識過剰の忘れん坊に株主優待は向かないのかもしれん。

ともあれ、2回目に株主優待が来た頃は、

ちょうど一人暮らしを始めたころだったので

朝マックで株主優待は大活躍してくれてました。

朝マックうまい。ソーセージエッグマフィンかエッグマフィンでいつも迷う。飲み物はカフェオレ一択。

マクドナルドさんとの別れの理由

株主優待の2回目が来た頃だったと思う。

あるとき、友人が借りてきたDVDを家で見ることになった。

「スーパーサイズミー」というドキュメンタリー映画である。


(以下ネタバレを含みます)

スーパーサイズミーは主人公の30代男性が

1か月マクドナルドだけを食べ続けたらどうなるのかということを

検証したドキュメンタリー。

当時、アメリカでは女子高生がマクドナルドを食べて肥満になったことに対する賠償を求める訴訟が起きていて、(裁判自体は因果関係が認められないと却下されている)

この映画の主人公は本当にファーストフードは不健康なのか、ということを確かめようとしたらしい。

ルールは大まかに二つ。

・1か月間3食すべてマクドナルド。

・店員さんに「スーパーサイズ(日本のLサイズよりもはるかに量が多い)はいかがですか?」と聞かれたら断らない。

結果としては、主人公の体重は10キロ以上増え、

躁うつの症状が出て、脂肪肝になり、

ベジタリアンの彼女からは性欲減退を指摘され、、、

などなどやっぱりファーストフードは健康によくないよね、というような内容だったと思う。

エンタメとしてはとっても見ごたえがあって、かつ考えさせられる内容でした。

個人的にはそれで特にファーストフードはダメとかマクドナルドが嫌いになることもなかった。

ただ私の中でショックだったのは二つ。

一つは当時、日本にも上陸したばかりの「マックグリドル」が、

小さくておいしいのにカロリーと炭水化物の化け物みたいな商品だと知ったこと。

もう一つは、主人公が取材で訪れた小学校の給食が、カフェテリアのようなところで

バイキング形式になっていて、子どもたちが何の迷いもなく

コーラとポテトとスナック菓子をトレイに山盛り盛って食べていたこと。

栄養とかオール無視された食事。体にいいわけねえ。

昔アメリカに旅行に行ったときにファーストフードでドリンク頼んだら

Sサイズで500CCぐらいだったことや、アイスクリームが日本の5倍ぐらいのサイズででてきたことがあったけど

これを毎日食べたらいくらアジア人とは体質が違う欧米人でも

そら太るだろうなあと思ったことを思い出した。

ファーストフードがだめなわけじゃないけど、

美味しいからといって食べすぎはよくない。

体だけじゃなくメンタルにもよくないんだなあと。

そして株主優待はうれしいし美味しいけれど、

すごく食べたいと思ったときに行くんじゃなくて、

月に1回のルーティンにするのどうなんだろ?

なんか義務みたいになるのいやだな。

。。。マクドナルドさん。

あなたを好きでいたいから、ちょっと距離を置きましょう。

となったわけです。

ちょうどそのころは買った時よりはトータル2万円ほど株価が上がっていたので

ぽちっとお別れボタンを押しました(ネットで株を売った)。

復縁を考えてみた

で、そこから10数年。

株式投資再開して、最近またちょっと気になったわけですよ。

マクドナルドさんのことが。

で、株価と業績をチェック。

マクドナルド現在の株価は5300円(2021年8月20日現在)

すんげえ株価あがってるやん。。。。

優待もらえる100株買ったら53万円。

ちなみに配当は36円。(利回り0.6%)

業績は悪くないけど株価高すぎる!(つまり人気がありすぎる)

当然配当利回り(配当÷株価)は低すぎる!

あ、しかも私が売った時よりも株価が倍以上になってる!

あの時売らずに持ってたら30万以上儲かってるやーん!!

逃した魚、いや逃したマクドは大きくなってた。

というわけでこれからもマクドナルドさんとは時々食べたいときだけ

おいしくいただくというお付き合いとさせていただきます。

マクドナルドのアップルパイ食べたくなってきたなあ。

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