スリランカが経済危機になっているとのことで、
それ関連のネットサーフィンしていたら、
外貨が足りないのでイランから輸入する石油代を紅茶の葉で支払うという。
通貨に代わるぐらいスリランカの紅茶が国際的に認められているということ。
そんなん言われたらスリランカ紅茶を益々好きになってしまう。
石油と紅茶の物々交換てなんか大航海時代(KOEIの歴史シュミレーションに昔はまってました)みたいですごい。
こんにちは、あーでです。
スリランカ最終日は移動(夜遅くにスリランカを飛び立ってタイ経由で日本に翌日夕方帰国)のみだったので、旅のお土産とお金の話です。
日本で出会った香しきスリランカ
先日(2022年5月)、久しぶりに行ったデパートの生活用品売り場で見かけたお店。
おしゃれな石鹸とかハンドクリームとか売ってる。
高そうなのでそのまま通り過ぎようと思ったんだけれど
全体的になんだか見覚えある色彩の店だなあとお店のロゴを見ると
SPA CEYLON
と書いてある。
む?CEYLON(セイロン)?
セイロンはスリランカの前の国名。
(今の若い子たちはセイロン言われても知らんよねって話はこちら)
ちなみにセイロンは「ライオンの島」という意味らしく
スリランカは「聖なる光り輝く島」という意味らしい。
お店の名前にセイロンってっことはこのお店はスリランカがらみなのかい?
とついついお店の前で立ち止まる。
うん、間違いない。
このド派手な色使いと柄、そしてこのロゴは、スリランカの空港で私がお土産に石鹸を買ったお店だ。
そして、パッケージされていてもわかるこの香り。
スリランカを思い出すアロマオイルやハーブの香り。
ああ懐かしい。
ってなりました。
と、石鹸の説明書きを見ると
「ラグジュアリーソープ100g ¥1,100」との文字
たっか!
石鹸1個1,000円超えたっか!
ってなりました。
私が買ったのは確か50gが4個入りだったけどさすがにここまで高くはなかったような。
と同じような50gの石鹸4個入りの値段を見ると2,200円となっている。
まあましだけれどちっちゃい石鹸1個500円はやはりなかなかのお値段。
私、1個500円の石鹸買ってたんか?
スリランカで買った箱の裏を写真でよーーーーーく見ると
$11、00て書いてある。
当時(2018年12月末)のレートを調べてみると1ドル111円
ということは。。。
1221円(手数料はとりあえず抜き)。4で割ると1個305円。
うわお。全然違うな。
関税とか円安のせいも多少あるかもと思いつつ、
調べてみると、前回のブログにも少し書いたけどスリランカは今経済危機でインフレがかなりえぐいことになっとるらしい。
Youtubeでスリランカのスーパーの様子なんか見てると、
食料品や生活用品も高くなっている。
バラマキのお土産用に買って好評だった数十円のショウガのクッキーやレトルトカレーが2倍近くになっている。
コロナ禍で仕事を失ったり、給料も上がらない中、生活費が2倍になるなんて想像がつかない。
またスリランカに行っても、もうあの時のように紅茶や象のうん〇メモ帳を爆買いなんてできないのかな。
今日本で500円の石鹸を買うなんて日常生活のなかでは考えられんが、何せ旅の買い物は一期一会。
旅先の金銭感覚はぶっ壊れるのが常なので、
(時々こーでさんにも驚かれます)
今スリランカに行ったとしても1個500円の石鹸買っちゃうんだろうな(たぶん)。
声をかけてくれたお店のお姉さんにパンフレットをもらい
家に帰って眺めてみると、SPA CEYLONの製品は、ちゃんとスリランカ王室伝統の100%植物由来成分レシピで作られている。
だからアルコールフリーでパラペンフリー、人にも地球にもやさしい。
物はいいし、香りも良いので石鹸1個500円でも高くはないか。
お土産としてもとても喜ばれたし、
ハンドクリームとか保湿バームとか日常で使えるものも多いので、
ギフトにはおススメです。
(ハーブやアロマオイルの香りがダメな人は要確認)
通販でも買えるんかなと一応ネットで調べてみたら公式オンラインショップがありました。
2022年6月は送料無料キャンペーンやってますが、
7月からは商品が値上げするらしい。
インフレと円安の影響はここにも。
ざっくり旅の予算
さて、一応、旅の予算について触れておく。
スリランカは食料品や生活用品などの物価は基本安い。
観光客向けの商売では多少値段が盛られていることはあっても、
日本と比べてすごく高いと感じるものはなかった。
観光立国なので街中ならたいていはドルが使える。
なので、よっぽどローカルな旅がしたいのでなければ
スリランカルピーへの両替は最小限(私は1万円でした)にして、
ドルとクレジットカードでの支払いで事足りる。
確か旅行会社で頼んだツアー代金が約20万円前半ぐらい(宿、食事、ツアーガイド込み)でした。
クリスマスシーズンだったので少し高いツアーだったかもしれないけれど、
少人数のツアーで、8人乗りぐらいの車に運転手さんと現地ガイドさんがついてくれて1週間色々とフォローしてくださるので
20万はぜんっぜん高くないと思う。
しかもたまたまなのか、クリスマスに仏教の国スリランカ行こうという日本人が少なかったという必然なのか、
2018年のこの時8人乗りの車にツアー客は私と私の友人の2人だけ。
予定にない極楽のアーユルヴェーダをアレンジしてくれたり、
行きたいとお願いして地元のスーパーに連れて行ってもらったりと、
ほぼコンシェルジュとガイド付きのプライベートツアーみたいなもんだったよね。
ちなみにアーユルヴェーダの代金は2~3万ぐらい。
スリランカは美味しいカレーや素敵な雑貨がいっぱいあるので、
ついついたくさん買ってしまうのだけれど、そこは物価が安いのでそんなに値が張ることはない。
美味しい紅茶は値段はピンキリであるけれど、
言うて葉っぱを加工しても美味しい葉っぱなので、
爆買いしても(爆買いしたけど)そこまでお土産代がかさむわけでもなかった。
問題は、石である。
石、つまり宝石である。
スリランカはダイヤモンド以外の宝石が全て揃うと言われるほど
宝石の国なのである。
特にサファイアが有名らしく、いくつかツアーで連れて行ってもらったお店では、
きれいなピカピカキラキラした石がたくさんあった。
そこまでアクセサリーに興味がない、普段それほどつけない私でも
ちっちゃくても数万円の宝石買ってしまうぐらいだから、
好きな人にはたまらんのではなかろうか。
スリランカに旅行に行く予算は、下は数万円から行けるだろうけど
上は天井知らずである。
最後のシンハラ語講座
なうわったはむえむ
「また会いましょう」みたいな意味だそうです。
そしてスリランカは「聖なる輝く島」という意味。
いつかまた行きたい。
鮮やかな色に彩られたあの美しく輝く島に。
なうわったはむえむ すりらんか