過去旅の思い出にふけりながら、旅よりは投資に打ち込んだ2021年。
そろそろ旅に行けるかしらと思いながら迎えた2022年。
元旦に引いたおみくじは中吉と、幸先良いかと思ったら
旅行は「ひかえて吉 利なし」だとう。
まだまだ当分旅は無理そうです。
こんにちは。あーでです。
2018年スリランカ旅も後半にさしかかった頃のお話です。
世界遺産 ダンブッラ石窟寺院
4日目も良い天気。
ダンブッラ石窟寺院へ。
日本だと寺社仏閣に入る時は、手を洗うけど、スリランカで洗うのは足。
昔はここで足を洗ったんだよと教えられた石の桶を見ると、ジャスミンの花が入っていてかわいい。
仏さまの前にもたくさんのジャスミンやハスの花が供えられていて、日本ではあまり見ないカラフルさ。
昨日の屋外の仏さまと違い、今日は洞窟の中の仏さま。
昨日の開放感に対して、今日は厳かな感じ。。。。
なんだけど、その雰囲気をぶち壊すかのようにブザーのような音がお堂(石窟)の中でブーブーなり続けている。
スリランカは宝石の国。
お墓や仏さまの目には高価な宝石が使われていることが多く、昔は盗掘が後をたたなかったらしい。
なるほどそれで防犯のためのブーブーなのね。
あ、昨日の仏さまも顔がなかったり目がへっ込んでたのも、宝石が入ってたのを盗まれたってこと?
てっきりシギリアロックの壁画美女たちみたいに宗教的なことで壊されたんだと思ってた。
聞かないとわからないことあるもんだ。
今日は砂利じゃなくて、すべっとした石だから裸足で歩いても痛くないなーって思ってたら、足元の石が火山からマグマが流れてきたものだと、今日もプブドゥさんがたくさん教えてくれる。
スパイスガーデン
スパイスガーデンはアーユルヴェーダに使うハーブやオイルを作っており、観光客向けに販売もしている、観光農園兼お土産屋さんのようなところ。
園内で栽培しているハーブやオイルについての説明を受けながら出していただいたのはココア。
ハーブ栽培してハーブの説明してんのにハーブティー出てくると思うやん普通。
ココアって笑。と半笑いして一口飲むと
うんまっ。。。!
甘すぎず、濃厚すぎず、あっさりとしてるのにしっかりとカカオの味がする。
すっごく美味しかったのでおもわず購入。
よくわからないけど身体にいいらしいオイルも買ったけどね。
昨日体験するまでは、アーユルヴェーダってマッサージとしか認識していなかったけど、全然違うのね。
漢方とか東洋医学とかと似てる気がする。
切ったり貼ったりして症状をを取り除く西洋医学のイメージよりは
免疫を高めたり体質を改善したりで症状が出ない心身の環境にしていく東洋医学のイメージに近いような。
アーユルヴェーダはただいい匂いの油まみれになる気持ちいいマッサージではない。
(そう思ってたことをここにお詫び申し上げます)
スリランカでアーユルヴェーダの資格を取るのも日本のお医者様と同じくらい学校で勉強しないといけないらしい。
深くて素敵なアーユルヴェーダの世界。
またいつか触れてみたいと思いました。
キャンディの市場
キャンディは街全体が世界遺産。
歴史ある建物はみんな壁が白く、窓がたくさんついていて、かわいい。
そんなキャンディの市場を観光。
南国の、見ているだけで元気になりそうなカラフルな野菜や果物がいっぱい。
そこで、モンキーバナナを食べた。
うんまい。
ホテルやレストランでも食べたけど、やっぱり南国で食べるバナナはうまい。
特にキャンディの市場で一度だけ食べた野生の里バナナがもんのすごくおいしかった。
ガイドさんも「いつもはなかなか食べれないですヨ~」って教えてくれたんだけど、
ほんとに酸味がなくて甘いけどしつこくない。
すごく美味しかったからカレーをたらふく食べた後だけど2本も食べてしまった。
世界遺産 仏歯寺
キャンディが世界遺産となり、キャンディがスリランカ仏教の聖地である所以となったお寺。
4世紀ごろにインドからスリランカにもたらされたとされる仏様の歯がまつられている。
中はもちろん裸足です。
1998年にテロがあった場所なので、少し物々しい雰囲気。
17世紀に建てられたという造形の白く美しい建物の中に入ると、そこはまたカラフルな世界。
大きな象牙が飾ってあったり、金や宝石で彩られた仏塔がたくさん。
その周りでは何人かの人がグループになってお経を唱えている。
般若心境を思わせるリズムと不思議で心地よいグルーヴ感。
スペインやトルコやペルーなどいろんなところで古い宗教施設を見て回って、
最近特に思うことだけど、
人間の手がこれを作り出してるってことに感動する。
建物も、仏塔も、柱の一本に至るまで洗練されたデザインが施されていて、
そのデザインには必ずなんらかの意図があって、
一本の線、一本の点、すべてに無駄がなく、
そうやって創り出されること、そのものが祈りになっている。
特に信心深くはないのだけれど、祈りが創り出すこの美しい色彩や姿に感動してしまう。
だから寺社仏閣の世界遺産の多くはパワースポットなんだろうなと。
そんなことを思いながら、ガイドさんの説明を聞き、
スリランカ仏教について学びつつ、一つ一つ見て回るとさらに味わいは深くなる。
キャンディアンダンスショー
夕刻、スリランカの伝統舞踊を見学。
最初はあまり期待していなかったのだけれど、
踊りの一つ一つに神様への祈りや悪魔祓いなどの意味があってすごく面白かった。
席が最前列に近かったこともあり、大満喫。
ダンスパフォーマンスはどれも迫力があって、とてもステキだったんだけど、
最後のファイアーダンスが衝撃的すぎた。
日本でも火渡りの儀式とかテレビで見たことあるけど、
まじかで見るとすごいのなんの。
心頭滅却すれば火もまたすずし?
ほんとに涼しい顔してどうなっとるんやこのおっちゃん。
写真で見てもちょっと怖い↓
ホテル ツリーオブライフ
この日のホテルはオーナーが日本人らしい。
ツリーオブライフ。つまり生活の木。
あ、日本でコーデさんとたまに行くアロマオイルとか売ってるお店だ。
アーユルヴェーダの体験もできるリゾートホテルだそうです。
日本のお店は、飲むお酢とかハーブティとかの健康食品やアロマオイルが売っていたけど、
まさかスリランカで出会うとは。
日本でスリランカが恋しくなったら生活の木に行くことにしよう。
そうしよう。
そしてアーユルヴェーダ知ったかぶって、オイルやお酢を買ってやろう。
ホテルのお部屋はめっちゃ広くてなかなか素敵でした。
なによりバスタブあってうれしかった。
ここでもクリスマス雰囲気がお出迎え。
そういえば12月25日やったね。